ダイエット関連で寄せられた質問に答えます。
・水泳(30分)や水中ウォーキング(1時間)、ジョギング(30分)、
ウォーキング(60分)など運動した後の30分くらいで食べると太りやすいか?・太るとしたら、それはどうしてなのか?
・このような運動をする前と後では、どちらで食べたら太らないのか?
これらの疑問をくわしく解説します。
運動後30分以内に食べたから太りやすい、ということは基本的にありません。
むしろ多くの場合は 運動後のほうが太りにくい状態です。
ただし「何を・どれだけ食べるか」によって結果は変わります。
順番にわかりやすく説明します。
① 運動後30分で食べると太るのか?
通常は太りにくいというのが答えになります。
その理由は、運動後の体では次のことが起きているからです。
1.筋肉のエネルギーが空になっている
運動すると筋肉内の グリコーゲン(エネルギー)が減ります。
そのため食べた栄養はまず脂肪ではなく筋肉のエネルギー補充に使われます。
つまり脂肪として蓄えられにくい状態です。
2.代謝が上がっている
運動後は
・心拍数が高い
・体温が高い
・酸素消費量が多い
この状態がしばらく続きます。
これはアフターバーン(EPOC)と呼ばれ、数時間はカロリー消費が高い状態になります。
3.筋肉が栄養を取り込みやすい
運動後はインスリン感受性が高くなります。
簡単に言うと栄養を筋肉が優先的に吸収する状態です。
そのため脂肪になりにくいと言われています。
②ではなぜ「運動後は太る」と言われるのか
理由はこれです。
運動後は食欲が強くなりますよね。
特に若い時、運動後にはガッツリと食べていたはずです。
多くの人は
・運動したから大丈夫
・お腹が空いたから食べる
と考え消費以上に食べてしまうものです。
例えば、30分のジョギングそすると → 消費カロリーが 約200kcal
その後、菓子パンや甘い飲み物など、500~600kcal食べると、
その差がプラス300~400くらいなので、当然太ります。
つまり運動後に太る原因は「タイミング」ではなく「食べ過ぎ」です。
③運動前と運動後どちらが太りにくいか?
一般的には運動後のほうが太りにくいです。
その理由として、
・筋肉のエネルギー補充に使われる
・インスリン感受性が高い
・代謝が高いからです。
④運動後は何分後に食べるのがよい?
理想的なのは、30分~1時間以内と言われています。
これは筋肉の回復効率が高い時間からです。
ただしダイエット目的なら30分~2時間以内くらいで問題ありません。
⑤逆に太りやすい食べ方
これは注意が必要です。
運動後に太りやすいパターンには、次のようなものを口にするとよくないです。
・甘い飲み物
・菓子パン
・ケーキ
・アイス
・揚げ物
つまり「高糖質+高脂質」です。
これは脂肪になりやすいからです。
⑥運動後におすすめの食事
理想は「タンパク質+適度な糖質」
例えば、
・ゆで卵+おにぎり
・鶏肉+ご飯
・豆腐+ご飯
・ヨーグルト+果物など。
これだと
・筋肉回復
・エネルギー補充
・脂肪になりにくいです。
⑦相談内容の運動量ならどうか
書かれている運動量はこうでした。
・水泳30分
・水中ウォーキング60分
・ジョギング30分
・ウォーキング60分
これはかなり運動量が多い方です。
この場合運動後に食べないほうが、逆に太りやすくなることがあります。
その理由は、体が「エネルギー不足」になり → 「防御反応」を起こすからです。
⑧一番太りやすいパターン
ダイエットで一番太りやすいパターンがあります。
これは非常に多いです。
・運動するけど
↓
・痩せたいから食べない
↓
・体が防御反応をおこす
↓
・すると代謝が低下する
↓
・その結果太りやすい体、になります。
まとめ
運動後30分で食べても太りません。
むしろ「脂肪になりにくい」タイミングです。
太る原因は、
・食べ過ぎること
・高脂質高糖質の摂りすぎです。
おすすめの食事のタイミングは、運動後30分~1時間です。