「若い頃は、ちょっと食事を減らせばすぐ痩せたのに・・・」
そう思ったことはありませんか?
50代に入ってから、若い時と
同じことをしているのに体重が減らない。
お腹まわりだけが、なぜかぽっこりしてくる。
顔はやつれるのに、お腹は出る。
そして最後に、こう思ってしまうことも。
「もっと努力しなきゃダメなのかな」
「やっぱり私の意志が弱いのかな」
今日は、はっきりお伝えします。
更年期太りは、“努力不足”の問題ではありません。
むしろ、努力の方向がズレていることが問題なのです。
もっと頑張らないといけないのか?
52歳のBさんは、真面目な方でした。
・朝はバナナとヨーグルト
・昼はサラダ中心
・夜は炭水化物抜き
・毎日30分ウォーキング
これを3週間続けたら、体重は最初に1kg減りました。
でもその後なぜか、ピタッと止まります。
・疲れやすくなる。
・甘いものが止まらなくなる。
・夜中に目が覚める。
そして1か月後、体重は元通りになったそうです。
そこで、Bさんは思いました。
「若い子は痩せるのに、私はダメだ。もっと頑張らないと。」
でも本当にそうでしょうか?
Bさんは家族の世話もして、仕事もして、毎日きちんと生活している人です。
そんな人が「努力不足」するでしょうか?
それは違います。
体が変わっただけなのです。
頑張るほど太りやすくなる構造
更年期とは、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく減る時期です。
エストロゲンは、
・脂肪のつき方
・筋肉量
・自律神経
・血糖値の安定
に深く関わっています。
つまり、体の“調整役”が弱くなるのです。
例えるなら、若い頃は、ブレーキとアクセルがよく効く車で。
更年期以降は、ブレーキが少しゆるくなった車です。
同じ運転をしても、止まりにくくなります。
ここで多くの人がやってしまうのが、
・もっと食事を減らしたり
・もっと運動することです
でもこれは、ブレーキがゆるい車に、
さらにアクセルを踏ませるようなものです。
食事を減らすと、体はこう思います。
「危険だ。エネルギーが足りないぞぉぉぉぉぉぉぉーーーー!」
すると、
・代謝を下げます
・脂肪をため込みます
・甘いものを欲しがらせます
これは意志ではなく、体の防衛反応です。
つまり、頑張るほど太りやすくなる構造があるのです。
これが「更年期太り=努力不足」という誤解の正体です。
未来志向という新概念
では、どうすればいいのか。
ここで大切なのが、未来志向ダイエットの考え方です。
従来のダイエットは「減らす」ことが中心です。
・食べない
・我慢する
・制限する
未来志向は違います。
「どんな60代、70代でいたいか」から考えます。
例えば、
・孫と旅行に行ける体でいたい
・好きな服を堂々と着られる体でいたい
・疲れにくい体でいたい
ここから逆算して、「今、何を足すか」を考えます。
更年期に必要なのは、減らすことよりも、
・たんぱく質を足すこと
・睡眠を整えること
・筋肉を守ること
・安心感を増やすこと
体を守る方向へ設計を変えることです。
ダイエットは「体重を落とす戦い」ではありません。
これからの人生を軽やかに生きるための準備です。
体重だけを見ていると苦しくなります。
未来を見ていると、行動は自然になります。
小さな実践ワーク
今日、やってほしいことは1つだけです。
朝ごはんに“たんぱく質を1つ足す”
それだけです。
例えば、
・ゆで卵を1個足す
・納豆を足す
・豆腐をプラスする
・ヨーグルトを無糖にして増やす
減らすのではありません。
足すのです。
それはなぜか?
たんぱく質は筋肉を守ります。
筋肉は代謝を守ります。
代謝は体型を守ります。
これは我慢ではありません。
体を味方にする行動です。
小さな一歩で十分です。
正しい地図を手に取ってください
もしあなたが、
・更年期で体型が変わった
・努力しているのに痩せない
・自分を責めてきた
そう感じているなら、知ってほしいことがあります。
更年期太りは、「気合い」で解決する問題ではありません。
体の変化に合わせて、やり方を変える必要があるのです。
あなたは、努力不足ではありません。
今までのやり方が、今の体に合っていなかっただけです。
更年期は「衰え」ではありません。
体を守りながら、これからを軽やかに生きる準備期間です。
焦らなくていいです。
責めなくていいです。
これからの10年を、いちばん動ける体で迎えるために
まずは正しい地図を、手に取ってください。
未来は、今日の小さな選択から変わります。